KENJI COACH

2025年10月のレッスン報告の記事となります。
10月はセレクションを控えたレッスン生のトレーニングをピックアップします。Jリーグクラブのセレクションはとても良い刺激となりました。そのほか、お子さんの悔しい気持ちからの成長過程など、親御さんの温かな気持ちも感じた1ヶ月でした。

サッカー育成年代におけるセレクションで大切なこと

サッカーの育成年代にとって「セレクション」は、自分の実力を試し、次のステージへ進む大きなチャンスです。初めて挑戦する選手にとっては緊張や不安がつきものですが、正しい準備と心構えを持てば、自分らしいプレーを発揮できます。本記事では、セレクションで必要とされる要素や、日頃から意識しておくべき技術や準備について解説します。

セレクションとは?

セレクションとは、クラブチームや強豪校、プロのアカデミーなどが新たな選手を選抜するために行う試験のようなものです。短い時間の中で自分の力を発揮しなければならず、普段の練習試合とは違う緊張感があります。評価の対象は、単なる技術や体力だけではなく、チームの中でどう動けるか、そして人としての態度や姿勢も含まれます。まさに総合的な「選手としての資質」が問われる場といえるでしょう。

技術面で見られるポイント

セレクションで最も重視されるのは「基礎技術」です。ボールを止めるトラップ、味方へ正確に繋ぐパス、相手をかわすドリブルといったプレーは、どのポジションでも共通して必要です。特に「止める・蹴る」の正確さは、コーチが必ずチェックする部分といえます。また、ただ技術が高いだけでなく、試合状況を素早く判断して正しい選択をできるかどうかも重要です。無理なドリブルより、シンプルに繋ぐプレーを選べる選手のほうが評価されることも多くあります。

フィジカルとメンタルの重要性

技術に加えて、フィジカル面も欠かせません。持久力やスプリント力はもちろん、相手との接触に負けない体の強さが必要です。ただし、セレクションでは一日で自分の体力をすべて証明するのは難しいため、普段から基礎体力をつけておくことが大切です。また、見落とされがちなのがメンタル面です。緊張して本来の力を出せない選手も多くいますが、どんな状況でも平常心でプレーできるかは大きなポイントです。さらに、挨拶や仲間への声掛けなどの態度も評価対象となるため、プレー外の姿勢にも気を配りましょう。

セレクションに向けた準備方法

セレクションは一朝一夕で成功できるものではありません。普段からの練習で基礎技術を反復し、試合形式の中で実際に活かすことを意識しましょう。また、前日はしっかりと休養をとり、当日は余裕を持って行動することが大切です。慌てて会場に入ればプレーに集中できません。さらに、自分の得意プレーを一つ用意しておくと良いでしょう。すべてを完璧に見せることはできなくても、「この部分は自分の強みだ」とアピールできれば、強い印象を残せます。

個人指導の良いところ

個人レッスンでは、動画の撮影を許可しております。

月に1回程度ご利用されるお子さんが多いため、レッスンとレッスンの間に個人練習が出来るよう、保護者の方の協力を得ながら進めるメニューや一人でも準備をして出来るトレーニングもご用意しています。

全体練習で中々個人的な技術が向上しない場合、ぜひ個人レッスンを活用ください。

まとめ

サッカー個人レッスンでは、スクールやクラブ練習にはないメソッドを持ってコーチングをおこなっています。

サッカー個人レッスンが必要な理由も合わせてお読みください。

サッカー個人レッスンが必要な理由

個人レッスンが必要な理由 サッカー個人レッスンは、選手個人がコーチからマンツーマンでトレーニングをおこなうのが基本です。10人、20人などで指導を受ける「スクール」…

お子さんの確かなサッカー技術の向上は、クラックサッカーアカデミーにお問い合わせください。

投稿者プロフィール

木村 謙司
木村 謙司サッカーコーチング専門のプロコーチ
サッカーコーチング専門のクラックサッカーアカデミー代表。普及・育成・強化レベルまで幅広く対応し、サッカーを正しく、楽しく学び、お子様のサッカースキル向上をサポートします。
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